2015年05月12日

相対性理論はどうなるのか

「相対性理論」っていうバンドのお話ですよ。物理大嫌い。

~激論!相対性理論はどうなるのか~


相対性理論は2006年に東京で結成されたバンドでVo.やくしまるえつこのウィスパーボイスと意味があるようでないような歌詞、どこかひねくれているけどキャッチーなバンドサウンドが唯一無二の世界観を作り出しているバンドである。
ここで1stアルバム「シフォン主義」から初期の名曲を聴いてみよう。





どうであろうか、最初これが果たして本家のMVなのか疑いたくなるような映像ではあるものの、一度聴いたら耳から離れないような曲ではないか。
「楽しんごのパクリじゃん」とか言ってバカにした友達を僕は許さない。絶対。

また各楽器も個々をよーく聞くとかなり独立した動きをしていることがわかる。それをボーカルのメロディーラインで上手くまとめ、絶妙なバランスで成り立っている名曲だと思う。

2nd、3rdアルバムと世界観を損なうことなく名曲を連発していく。



頭の中がパラレルパラレルになってきた。



このバンドを語るうえで重要なキーワードは元.Baの真部脩一氏、元Drs.西浦謙助氏である。
そう、”元”というのがミソだ。4thアルバムをリリースした後この両名が脱退する。
真部氏がこれまでの相対性理論のほとんどの楽曲・キラーチューンを作ってきただけに、これは大きな衝撃だった。また、西浦氏も独特の曲に独特の雰囲気を出す名ドラマーだったと思う。趣味でドラムをプレイする僕個人的にものすごくショックだった事を覚えている。

思えば4thアルバムを聴いたときに「お?これは今までと全然違うアルバムだな」と感じており、今までとは全く違ったアプローチをかけてきたように思ったファンも多いと思う。両名の脱退の理由は定かじゃないが、よくバンドが言う「音楽性の違い」というのがあったのではないかと邪推してしまう。





これは最新アルバムの曲だがどうしても意図的に初期のころの雰囲気を作り出そうとしているようにしか感じられない。(僕が真部・西浦信者というのもあるかもしれないが)
相対性理論を脱退した両名が携わったタルトタタン(テトラッド)やハナエの方が相対性理論らしいというのは何とも皮肉なことである。

とはいえ新しい相対性理論も一定の層(主にやくしまるえつこファン)に受けているみたいだし、今後の動向に注目したいと思う。



追記:真部・西浦ファンならすでにご存じの事とは思うが、進行方向別通行区分かっこいいからyoutubeできいてみてね



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Posted by パパス at 02:46 | Comments(0) | 音楽
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